店舗経営コラム
2012年8月24日 金曜日
①こんなお客様に
今回からコンセプトの具体化作業に入っていきましょう。
まず、どんなお客様に来て頂きたいのか、来てほしいお客様をイメージします。
その時には、そのお客様の来店動機を明確にしておくことが大切です。
以下の検討項目は、全て狙ったお客様とその来店動機に合わせて決定します。
その意味では、この決定が最も大事です。
狙うお客様の外食体験度と味のレベルも明確にしておきましょう。
調理レベルなどを決める際の重要な要素になります。
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2012年8月23日 木曜日
業態も詰めましょう!
今日は、業態のお話をします。
前回、業種を選ぶための着眼点をお話しました。業種が決まれば、それを具体化するために「業態」を詰めて、コンセプトを設計します。コンセプト設計では、資金調達の可能性、自分の経験などを勘案しながら、徹底的に頭を絞りましょう。作業は、7項目がポイントになります。
①こんなお客様に
②こんな立地で
③こんな商品を
④こんな価格で
⑤こんな店舗で
⑥こんな従業員で
⑦こんな運営方法で
です。次回、各項目についてご説明しますね。
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2012年8月22日 水曜日
業種を決めましょう!その2
業務を決めるに当たり、前回、好きな業種を選択すべきとのお話をしました。
しかし、初めて飲食業等に足を踏み入れるという方を含め、「好きな業種と言っても、これといって・・・・」という方もいらっしゃるかと思います。そういう場合には、「単品多品種」という視点で業種を考えることをお勧めします。
現在の消費者ニーズは、まず何を食べたいかを考え、次に店を考える、専門店志向になっています。
一方、専門店であれば、主に使う食材を極力限定しながら(単品)、数多くのメニューをラインアップすること(多品種)が可能になります。さらに、調理方法も限られます。
特に、飲食業に初めて取り組む場合、調理技術な未熟なはず。食材の種類が多く、さらに調理方法が多岐にわたっては、オペレーションは非常に混乱します。
つまり、素人にとっては、一見難しそうに思える専門店の方が、調理方法さえシンプルであれば、実は狙い目なのです。
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2012年8月21日 火曜日
業種を決めましょう!
今日は、店舗経営における業種のお話です。
独立を決意したら、まずは業種を決めましょう。飲食店の場合は、よほどの流行業種を除けば、なくなってしまった業種はありません。一見、不調に見える業種でも、実は時代と共に変わる業態の変化についていけないだけ、という場合が少なくないのです。
例えば、このところいわゆる「立ちの寿司屋」は不調ですが、「回転寿司屋」や「宅配寿司屋」は好調です。「喫茶店」は廃業が相次いでいますが、「コーヒーチェーン」は急激に増えています。このことからも、原則的にはどんな業種でも、業態を工夫すれば、経営は成り立つと言えます。
具体的に業種を決めるには、当たり前のようですが、「自分が一番好きな業種を選ぶ」のが基本です。自分が好きな業種なら、研究も苦にならず、多少の困難も乗り越える気力が出てきます。逆に、自分が好きでない業種では、何が自分の繁盛のポイントなのかということがピンと来なかったり、ちょっとしたことでイヤになり、投げ出すことにもなりかねません。
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2012年8月20日 月曜日
コンセプトとは?
皆さまのお盆休みはいかがでらっしゃいましたか。
それでは、コラムの方、再開したいと思います。
独立開業の決意が固まったら、まず決めなければならないのは、どんな店をやるか、ということです。そのためには、業種と業態に分けて考えることが必要です。
業種とは、基本的に「何を売る店か」ということで、業態とは「どのように売る店か」ということです。たとえば、飲食であれば、ラーメン店、ステーキ店といった店の種類が、業種別の分け方で、ファストフード店、宅配店などの種類が、業態別の分け方です。つまり、「どんな業種の店を、どんな業態で営業すれば、繁盛するのか」を考えるのが、店舗コンセプトの設計なのです。
飲食店経験者であれば、これまでに働いた業種を基に考えるでしょうが、飲食業に初めて飛び込む場合には、何をやっていいか悩むはずです。どちらの場合でも、店舗コンセプトを決定する際に忘れてはならないのが、一時の流行に左右されないことです。世の中の動きや、はやりすたりをよく見て、その業種、業態が5年後、10年後でも通用するものなのかどうかを判断すべきです。
何事も、きちんとしたコンセプトありきです。時代に即した業種、業態を選べば、繁盛店はきっと作れます。
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